出演者
笛田博昭
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テノール
名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学院修了。中島基晴氏、Lina Vasta女史に師事。
名古屋芸術大学特別公演『トゥーランドット』カラフ役でオペラデビュー。その後イタリアへ渡り、留学中にコンクールで優勝。フェッラーラ歌劇場で『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役で出演し、イタリアデビューを果たす。他、イタリアをはじめ国外において多数のオペラやコンサートに出演しながら、研鑽を積む。
帰国後、『仮面舞踏会』リッカルド、『蝶々夫人』ピンカートン、『トスカ』カヴァラドッシ、『カルメン』ドン・ホセ、『ノルマ』ポッリオーネ、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『道化師』カニオ、『椿姫』アルフレードなど、藤原歌劇団公演をはじめとし、プリモ・テノールとして数多くの公演に参加し、常に好評を博している。
2017年、世界的ディーヴァのマリエッラ・デヴィーアの相手役、ポッリオーネを務めた日生劇場・藤原歌劇団共同制作公演『ノルマ』での好演は特筆に値する賞賛を得た。翌年、カニオ役で出演した『道化師』での好演も記憶に新しい。国内外問わずソリストとしても活躍し、イタリア・ヴァチカン国際音楽祭に参加し枢機卿の音楽ミサで演奏、各種コンサートに出演。
2017年からNHKニューイヤーオペラコンサートに出演している。類まれなる“声”と生まれ持った体格を生かし各地で活動中である。
第20回五島記念文化賞オペラ新人賞、文化庁新進芸術家海外留学制度研究員、 第50回日伊声楽コンコルソ第一位、及び五十嵐喜芳賞・岡部多喜子賞受賞等、受賞多数。
藤原歌劇団団員。 新潟県湯沢町特別観光大使。