オペラ「夕鶴」
公演概要
團 伊玖磨作曲 オペラ「夕鶴」
日本の民話「つるの恩返し」をもとに 日本人の心の優しさ 幽玄の美を描く
いくつかの条件が課され多大な費用と版権のため上演の機会が少ないオペラですが、フィオーレ・オペラ協会は「第6回市川市民芸術文化奨励賞受賞」を記念しまして、五島記念オペラ新人賞受賞の指揮者柴田真郁氏をお迎えしフルオーケストラで上演します。
与ひょう役でも定評のある角田和弘氏、実力派として活躍中の須藤慎吾氏、期待の若手新人後藤春馬氏、そして地元市川の児童たちが舞台を創り上げます。
<作品メモ> 木下順二の戯曲を台本とし、一言一句戯曲を変更してはならないという木下の承諾条件の下、作曲されたもので1951年完成。1956年改訂版が完成しました。
初演:1952年1月30日大阪朝日会館(藤原歌劇団)
改訂版初演:1957年6月27日チューリッヒ音楽祭
【あらすじ】
時はいつとも知れず、舞台はある雪国の村。
辺り一面が雪の中に一軒の小さな農家があった。
ここに住む百姓の〈与ひょう〉に嫁いだ〈つう〉の織る布は高く売れると評判だった。
村の男の中でも狡猾な二人〈運ず〉と〈惣ど〉は、与ひょうが金儲けをしているのに目をつけ、運ずと惣どは与ひょうをたきつけ、つうにもっと布を織ってもらい、都で高く売ろうと誘う。
つうは布を織ると痩せるので布を織るのは最後だと約束したはず、と断るが、欲におぼれた与ひょうは、ついには「布を織れ」と叫ぶのだった…
-
日程 2015年7月25日(土) 時間 開場14:30 開演15:00 会場 市川市文化会館 小ホール チケット料金 全席指定 8,000円 キャスト 指揮:柴田真郁
与ひょう:角田和弘
つう:西 正子
運ず:須藤慎吾
惣ど:後藤春馬
フィオーレ・オペラ管弦楽団
児童合唱:市川市立菅野小学校有志
演 出 :西 正子
副指揮 :安藤 敬
児童合唱指導 :石本恵理
舞台協力 :K+カンパニー
ヘア・メイク : 濱野由美子
衣裳 :石本恵理
コレペティトゥア :伊藤亜紀
プロデュース :西 正子
主催・協力 主催:フィオーレ・オペラ協会
共催:公益財団法人市川市文化振興財団 1%支援事業