千葉商科大学名曲オペラ鑑賞 「カヴァレリア・ルスティカーナ」終了
千葉商科大学名曲オペラ鑑賞全3回の講座のうち、第1回 5月12日(土)「オペラへの招待」と第2回5月19日(土)「カヴァレリア・ルスティカーナ」が終了しました。
「カヴァレリア・ルスティカーナ(田舎の騎士道)」はイタリアの作曲家ピエトロ・マスカーニによる作品。オペラ作曲コンクールの入賞作で、現実的な事件を題材にしたヴェリズモオペラの先駆けとなりました。ドラマチックな物語、美しい「間奏曲」をはじめとする美しい音楽に彩られ、上演回数も多く今も広く親しまれています。
個人的には過去に市民オペラでオーケストラ付き、50人ほどの合唱団で参加した際、復活祭を祝う合唱曲に深く感動したことを思い出し、今回の公演に臨みました。ピアノとキーボード、ヴァイオリン、チェロのみ、少人数の合唱団、大きな舞台装置もないシンプルな舞台ですが、そのような条件の中でも歌で伝えることが私たちの挑戦でもあります。
当日はソリストさんたちの熱唱が素晴らしく、来場のお客様からも「感動した」「声のエネルギーを感じた」等の感想を受け取りました。合唱団員佐分利幸江さんによる解説も、作品への理解を助けるものになったというお声もいただきました。