「夕鶴」公演 成功裡に終了
第6回市川市芸術文化奨励賞受賞記念公演
不朽の名作 オペラ 「 夕鶴 」(團 伊玖磨作曲)
公演は終了しました。ご声援、ご協力ありがとうございました。
ダイナミックなフルオーケストラが奏でるあでやかで重厚かつ繊細なハーモニーに彩られ、つう、与ひょう、運ず、惣どら4人のソリストの皆さんも、4月から練習を積んできたという子供たちも渾身の演奏となりました。美しい舞台にも目を見張るほどでしたが、終盤、つうが羽根を広げて去っていく場面では、最後の高音の高まりに合わせ、客席の集中力も高まって拍手が湧き起り、歌舞伎の名場面を見るようでした。思わず涙ぐんだという感想があちこちで聞かれました。
打ち上げの席で、指揮者の柴田真郁氏は「オペラは実に多種多様な要素から成っていて、いろいろな人の力が結集して上演できるもの。この公演に係わった全ての人に感謝したい」というメッセージを残されました。「また一緒にやりましょう」という嬉しいコメントも。